2013年2月に描いた東北の岩魚をリペアです。
ウッドバーニングは木の表面を焦がして描くのですが
時間の経過とともに薄くなると言う課題をこの数年で試行錯誤してきました。
描き直す! と決断したので・・・
表面をサンドペーパーで削ります。
あらかた削ります。
#180で削り、#400で整えます。
その後、鉛筆で輪郭のみ下絵を描いた状態がトップ画像です。
どんだけ薄くなったかBeforeを撮影しとけばよかった(^^ゞ
その薄くなると言う原因は2つあると言われてます。
①紫外線による劣化
②木の表面における修復機能
紫外線の劣化は、紫外線をカットする塗料で対応
木材ってカットされた状態でも表面は呼吸していて、少々のことであれば修復されるらしい。
って事を後から学びました。
だから、濃淡を付けるために淡く描くと見事表面が修復され薄くなるのです。
とっても不思議です。
11年前、描いた直後はそれなりに濃淡が表現されていたけど
時間の経過とともに薄くなり、重い腰を上げてやり直すかね、となりました。
なもんで、改めて描き直す事にしたのです。
ポイントはしっかり濃く描き、その濃さの中で濃淡をつけることです。
濃い中での濃淡ってムズイのです。
濃い部分も何度も重ねて描き濃さをより強調させます。
濃いだけだど、のっぺりした感じになり、どうしても平面になってしまう。
メリハリやグラデーションで表現したいのですが、しっかり濃く描くとどうしても平面になってしまうのです。
だから、そこをどうするかが課題でしたが、描きながら工夫してみるしかないかなと言う
トライ&エラー的な要素盛沢山なリペアとなりました。
リペアと表現したけど、ほぼ一から描くのと同じです。
”描き直し”が正しい表現ですね。
結果、初めに描いた時より時間がだいぶ掛かりました。
印象がだいぶ変わりました、表現方法を変えたから当然ですね。
これまでは徐々に濃くしていく足し算で描いてましたが
今回はこれまで以上に足し算でしっかり描いたあとに、引き算で描く
と言うやり方を試してみました。
物は試し的な感じでしたが、コレはコレで良いかなって思います。
完成したのは1ヶ月半ほど前でした。
もう少し丁寧に描ければ良かったかなと思うけど、まぁ仕方ないかな(^^ゞ
この岩魚と出逢ってからもう10年が経ちます(^^ゞ
10年前ですよ! ビックリです!!
このオフにもう一つ描きたいモデルがあるんだけど
時間ないかなぁ~(^^;)
話は変わり・・・
昨年夏ごろからいろいろな事が起きていたのだが、有り得ない事態となっておる。
かと言って・・・
大病を患ったわけでもない(病気はしたけど)
事故に巻き込まれたわけでもない(巻き込まれた感はある)
身内に不幸があったわけでもない(自分に不幸な運気が流れ込んでるか)
拉致され監禁されたわけでもない(ある意味強制させられてるか)
借金取りに追い回されたわけでもない(住宅ローンはある)
宝くじやtotoビッグにあたったわけでもない(一生当たる事はないだろう)
綺麗なお姉さんに突然告白されたわけでもない(当然諦めてます)
突然の出逢いに心時めいたわけでもない(そんな感覚とっくに忘れてる)
でも、いろいろあったのだ。
と言うか、有り得ない事が起きた。
到底納得できない、悩み多き年頃なのだが本当にヤバシだな。
こうなるとしっかり自分と向き合うしかないね。
信頼出来る人から
とくいちは気を使い過ぎると言われた。
こればかりはねぇ~
でも、気を使い過ぎて疲れ果てる事があるのは事実。
どうにでもなれ! って開き直ろうかと思う今日この頃です。
ポジティブスイッチ入れんとな!